DronePilot GUIDE|ドローン実務・活用ガイド

ドローン国家資格は取れば終わり?3年ごとの更新を実務で考える

ドローン国家資格は取れば終わり?3年ごとの更新を実務で考える

株式会社ハミングバードは2026年9月16日、運営するドローンスクール東京で国家資格取得者が3,000名を突破し、更新講習の申込者数も同月に累計200名を超えたと発表しました。発表では、無人航空機操縦者技能証明の有効期間は3年間で、有効期間満了日の6か月前から1か月前までに更新申請が必要と案内しています。資格取得者が増えるにつれ、今後は「取る」だけでなく「切らさず管理する」ことも実務になります。

資格は個人のカードではなく業務上の期限管理対象

会社で複数の操縦者を抱える場合、それぞれ取得日が違えば更新時期もばらばらになります。業務案件で資格保有を前提に人員配置していると、更新を忘れた一人がいるだけで予定していた体制を組めなくなる可能性があります。機体の点検期限や保険の契約期間と同じように、技能証明にも期限があるものとして管理する必要があります。

「講習を受ける日」と「更新が完了する日」は同じではない

更新には講習だけでなく申請手続も関係します。満了直前に動き始めると、繁忙期や講習枠の都合で予定通り進まないことも考えられます。会社で管理するなら、満了日だけを一覧にするのではなく、何か月前に本人へ通知するか、講習予約をいつ行うか、申請状況を誰が確認するかまで決めておくと運用しやすくなります。

更新管理を個人任せにすると、異動やメールアドレス変更で案内を見落とすこともあります。法人利用では、人事情報や案件配置と結び付けて「誰がいつまで有効か」を共有できる形にしておく方が安全です。

資格管理は「取得者を増やす」次の段階へ進む

国家資格制度が始まって時間が経つほど、更新対象者は増えていきます。人に話せるポイントは、ドローン国家資格は取得した瞬間に管理が終わるものではなく、3年周期で続く資格管理が始まるということです。業務利用では、資格者数より「必要なときに有効な資格を持つ人を配置できるか」を見る方が実務的です。